当事務所に相談になる前
不仲の弟が急死した。弟は結婚しておらず子供もないので兄弟が相続人となった。
自営だったので債権債務の関係者が多数いるようであるし住宅ローン返済中の自宅もあるようだ。しかし財産の状況がわからないまま債権者などから連絡もあるし、とにかくこの先どんな災難が降りかかるのか不安で夜も眠れない。もし多額の負債があったらどうしよう
当事務所の専門家によるアドバイス
まずは冷静に財産状況を把握しましょう
相続放棄を視野に入れるため相続財産に手をつけないように気をつけること
当事務所に相談いただいた後の状況
まず財産状況を把握するために郵便物の整理から手をつけてもらう。
わからないものはこちらで整理を手伝い、財産に関係のありそうな相手先に照会をかけ財産や負債の状況をできるだけ把握した。
そのうえで検討すると負債の方が多い見込みであり、仮に財産が多少多くても相続したくないという意思だったので相続放棄手続きを速やかに行った。
3ヶ月以内だったためなんの問題もなく受理された。
当事務所から債権者あてに受理証明書を郵送し、当事者の不安は解消した。